ホワイトニングのメリットデメリット
白く綺麗な歯は、相手に与える印象も非常に良くなりますし、その人全体の美しさを向上させるものです。
最近は審美歯科を前面に出した歯科医院の数も多くなり、美容整形よりも気軽な気持ちで歯をより美しくする治療を行う人も増えているようです。
さて、審美歯科には様々な施術がありますが、その中でも最もポピュラーなのがホワイトニングではないでしょうか。
日々の歯磨きだけでは落としきれない歯の着色を綺麗に落とし、白く美しい歯にしてくれるのがホワイトニングです。
歯科医院で行うホワイトニングは、歯の表面に特殊な薬剤を塗布しその後レーザー等を照射することによって着色を落とす施術になります。
直接歯を削るということはありませんし、施術自体は非常に安全なものとされています。
しかし、全く副作用がないかというと、若干ではあるものの注意すべき点もありますので覚えておきましょう。
ホワイトニングでの副作用として最も多いのが「知覚過敏」です。
知覚過敏とは、熱い物や冷たい物を口に入れた際、歯にしみることを言います。
ホワイトニングをすると必ず知覚過敏になるというものでありませんが、日本人の歯は比較的エナメル質が少ないと言われているため、知覚過敏になりやすいとされています。
このような副作用が出るケースとしては、自宅でのホームホワイトニングにおいて、指示された用法や用量、回数などを勝手に増やした場合などに起こりやすいようです。
知覚過敏の症状が現れた場合には、いったんホワイトニングを中止しましょう。
通常、フッ素の入った歯磨き粉でしばらく歯磨きを続ければ、知覚過敏の症状は亡くなっていきます。
しかし、症状がひどい場合やなかなか改善しない場合にはかかりつけの歯科医院で診察してもらいましょう。
それぞれの歯の質によっても異なりますが、副作用を完全に回避することはできません。
特にホームホワイトニングを行う場合には、医師に指示された用法や回数をしっかり守るということが最も大切なことです。
ホワイトニングは、一度行えばそのまま一生白い歯を維持できるというものではありません。
審美歯科を行っている歯科医院で行ってもらった場合は通常半年程度と言われています。
ホームホワイトニングの場合は、即効性はない物の持続性は高く、約2年程度は白さを維持できると言われています。
歯科医院で行うホワイトニングの即効性と、ホームホワイトニングの持続性の両方をミックスすることで、より早くより長く白い歯を手に入れることが可能となりますが、当然費用や手間もかかりますので、懐具合と相談しながら自分に合ったホワイトニングを実践していきましょう。
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